よいリーダーは異論を唱えやすい環境を作る

シェリル・サンドバーグといい、
Yahooの元CEOといい、なんだかんだいって
Google社員はやっぱり引き抜かれる対象なんだよね

Googleは、他のapple facebook amazonと違って
トップダウンというより、ボトムアップのイメージがある
20%ルールと言い、現場を尊重してる仕組みがあるからこそ
社員の伸びしろがあるんだろうしだからこし
他会社から引き合いあるんだろうねと思うねん

 

よいリーダーは異論を唱えやすい環境を作る
真実を語るときにはシンプルに。昨年からマーク(ザッカーバーグ氏)は中国語を習っています。勉強の一環として、社内の中国語ネイティブスタッフとよく話をしています。ある日、中国語ネイティブスピーカーのひとりが、マークに彼女のマネージャーについて話をしました。彼女は長々と説明をしましたが、マークは「もっとシンプルにお願いします、何があったんですか?」と聞き返しました。彼女はまた同じことをマークに伝えましたが、マークは「まだわからない。もっとシンプルに話してください」。これを何度か繰り返し、ついに彼女はキレました、「私のマネージャー、役立たずなんです!」。

シンプルでクリア。これがマークが求めたものでした。こんな風に職場でクリアに、正直に話すことなんてないでしょう。特に役職が上がって、重要な地位につくと、人はクリアに話してくれないだけではありません。ちょっと何かを言っただけで過剰に反応します。

私がFacebookに入ったとき、Facebookの素晴らしい社風をできるだけ崩さずにビジネス面を強くすることに集中しました。まずは私とのミーティングの際にプレゼンテーションにパワーポイントを使うのはやめてほしいと皆に言いました。話したいことのリストを持ってきて、と。でも皆がそれを無視し何か月も何年もパワーポイントプレゼンテーションを続けるので、大体2年経ったぐらいの時に、「オッケー。ルールをつくるのは嫌いだけど、仕方がない。私とのミーティングにパワーポイントは禁止! これはルールにします!」と宣言しました。

それから一か月後、グローバルセールスチームとの大きな会議においてステージ上で演説をする際、あるスタッフがこう言いました「ステージに行く前に聞いてください、皆が怒っていますよ、クライアントとの会議でパワーポイントが使えないなんて!」。「なんですって!?」、私は思いました。檀上にあがり最初に言ったことは、「私は、私とのミーティングでパワーポイントを禁止だと言ったのです。そんなことより何より大切なのは、次にこんな馬鹿げた話を聞いたら、それをそのまま信じずに、真相を確かめてください。または馬鹿な話だと思ったら、それに異論を唱えて下さい! または無視してください! たとえそれが私やマークが言った話だとしても、です!」。

よいリーダーは、人がリーダーに意見するのを好まないことを知っているので、異論を唱えやすいように環境を整えます。従業員からのフィードバックを積極的に求める、と言うのは簡単ですが、それをやるのは難しいのです。なぜなら残念なことにフィードバックは率直ではないからです。