化学工学について・・・化学工学について・・・

化学工学について・・・化学工学について・・・ 物理化学・量子化学・移動現象など、化学工学系の分野がちんぷんかんぷんです(汗)今後、大学院の入試にも出るのですが、どうしたら化学工学分野を克服できますか?!すんごくかみ砕いて分かりやすい本などあったら教えてください!!!化学工学に限らず、大学のテキストのほとんどは、まず「核論(つまりごちゃごちゃした難しい理屈)」から入っており、一般の人が「ああ、この現象って、簡単に言うとこうでしょ」といえる「総論」に欠けています。

私も、在学中に化学工学のことが判らなくなり、「おはなし、化学工学」(だったと思いますが)を読んでも、ちんぷんかんぷんでした。

こうして嘆いていても仕方ないんで、まずはテキストを読んで、「この話って、平たくいうとこういうことなんだ」って言えるように、自分の頭で考えて、イメージしてみてください。

例えば、難解の極みの移動論なんかだと、「銅板の中心部を○○℃の熱で加熱した場合、何処何処の温度は数分後に何度になるか」なんて問題がありますと、私なんかビビってしまい、頭が真っ白になったもんです。

でも、「銅板の真ん中をライターであぶったら、いずれ銅板全体がアッチッチになって触れなくなっちゃう」って自分の頭で判るように簡単に考えてみる(これが「総論」化)。

そうすると人間っていうのは興味が湧くもんで、「じゃあ、どういう風に熱が伝わるのか」、「その時の熱の伝わり方って、銅の性質(例えば熱伝導度とか)や、元々の銅板の温度とライターの温度差ってどういう関係にあるのか」ってことを考え始めます(これが「核論」化)。そういう風に自分の頭で、現象を整理してみて、それから数式を見ると理解度が格段に向上します。

このように頭の中で整理する、自分が判るように咀嚼してみるという作業は、社会に出ても大いに役に立ちます。

 

あと、化学工学って、微分方程式なんかがうじゃうじゃでてくる、難しいイメージ(そもそも、「学」って字が2個もある!!)がありますが、実際に計算で使うのは、精々中学生の数学レベルであります。あんまり難しく考えないでください。

 

最後に入試まで時間が無いかも知れませんが、頑張ってください。回答ありがとうございました!暗記からではなく、理解から入りたいと思います。